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無駄遣いは? バルセロナの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。多すぎる失敗。近年で成功した補強とは?

シリーズ:過去5年の補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

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チームを強くする手段の1つとして重要なのが「補強」である。その全ての補強が成功するに越したことはないのだが、チームの戦術にフィットする可能性が高いとされていた選手であっても失敗に終わるケースもある。今回はバルセロナが2017/18シーズンから2021/22シーズンにかけての5シーズンで獲得した全選手の補強成功度をA~Eの5段階評価で評価する。※成績は8月4日時点、『transfermarkt』を参考。


A評価(チームを変えた補強)


【写真:Getty Images】

MF:ペドリ(スペイン代表)
生年月日:2002年11月25日
加入年:2020年夏
移籍金:1750万ユーロ(約21億円)
通算成績:74試合9得点7アシスト


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 低迷したロナルド・クーマン政権下で、バルセロナの希望となりチームを支えたのがペドリだ。20/21シーズン第3節でデビューを果たすと、以降全試合に出場。同クラブのレジェンド、アンドレス・イニエスタを彷彿とさせるプレーで試合をコントロールした。同シーズン開幕当初の市場価値は1500万ユーロ(約18億円)だったが、シーズン終了後には8000万ユーロ(約96億円)まで上昇した。

MF:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)
生年月日:1997年5月12日
加入年:2019年夏
移籍金:8600万ユーロ(約103億円)
通算成績:140試合13得点17アシスト

 2019年夏にやってきたフレンキー・デ・ヨングは、加入後すぐに定位置を確保。卓越した戦術眼とパス能力でバルセロナの新たな司令塔となった。しかし、現在はクラブの財政難により、年棒の減額もしくは退団を迫られている。バルサ復権のためには欠かせないピースだが、果たして。

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