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フランスの「ガラスの天才」5人。栄光と苦悩…世界最高級の才能も怪我に泣いた男たち

シリーズ:ガラスの天才5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:キングスレイ・コマン

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【写真:Getty Images】


FW:キングスレイ・コマン
生年月日:1996年6月13日
フランス代表:40試合5得点3アシスト

 2012/13シーズン、2013/14シーズンは下部組織から過ごしたパリ・サンジェルマン(PSG)で合わせて公式戦4試合に出場し、クラブから契約延長オファーを受けていたがこれを拒否。14年夏からユベントスへと活躍の場を移し、背番号は11を着用した。

 しかし、ユベントスでは出場機会を得ることができず、イタリアへの移籍からわずか1年後の15年夏にバイエルンへと移籍。ここから負傷離脱を繰り返すようになり、筋肉系のトラブルや膝の前十字靭帯断裂、関節包損傷などの様々な大怪我を負っている。怪我以外にも病気を患うことも多く、2017/18シーズンは気管支炎、2021/22シーズンには不整脈で手術を行っている。

 『Transfermarkt』によると、バイエルンでのこうした怪我や病気による離脱は既に30回を超えている。2020/21シーズンこそ、キャリア最多となるリーグ戦29試合に出場し、10アシストと自身のキャリアで最高の成績を収めたが、2021/22シーズンは度重なる筋肉系の負傷で離脱と復帰を繰り返した。今年1月にはバイエルンとの契約を延長したが、今季はどのような活躍を見せるのだろうか。

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