9位：フェルラン・メンディ（レアル・マドリード／フランス代表）
【写真：Getty Images】
生年月日：1995年6月8日
市場価値：4000万ユーロ（約48億円）
21/22シーズン成績：22試合2得点2アシスト
リヨンで評価を高めたフェルラン・メンディは、2019年7月にレアル・マドリードの一員となった。加入1年目からスタメンの座を勝ち取った同選手は、20/21シーズンから不動の地位を確立。在籍3年間で2度のリーグ優勝、2度のスーペルコパ優勝、さらにチャンピオンズリーグ（CL）優勝の計5つのタイトル獲得に貢献している。
強靭なフィジカルと世界トップレベルのスピードを兼ね備えるメンディは、対人守備で強さをみせる。1対1で振り切られることや裏を取られることがほとんどない。こうした守備力の高さが、マルセロからスタメンを奪えた要因と言えるだろう。もちろん、攻撃力も高い。状況に応じてオーバーラップとインナーラップを使い分け、攻撃の起点となれるこの男は、今やレアルに欠かせない存在だ。
レアル加入当初の市場価値は4000万ユーロ（約48億円）だったが、昨年に自己最高額となる5000万ユーロ（約60億円）まで上昇した。しかし、昨季はリーグ優勝とCL優勝の2冠に貢献するも、2022年に入ってから負傷を繰り返したこともあり下落。現在の市場価値は、4000万ユーロ（約48億円）となっている。実力は世界でも屈指。怪我無く、1シーズン通して活躍することが出来れば、市場価値はすぐに最高額を更新するはずだ。
