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世界最高額のSBは誰だ? サッカー選手サイドバック市場価値ランキング1〜10位。リバプール左SBを上回る逸材とは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/モロッコ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月4日
市場価値:6500万ユーロ(約78億円)
21/22シーズン成績:32試合4得点6アシスト

 3位は、世界最速の右サイドバックと呼び声が高いアクラフ・ハキミだ。同選手はレアル・マドリードでこそ苦戦したが、2018年夏にドルトムントへレンタル移籍すると本領を発揮。一気に評価を高めると、2020年夏に完全移籍したインテルでは、11年ぶりのスクデット(セリエA優勝)獲得に貢献した。そして昨夏、パリ・サンジェルマン(PSG)へ加わり、スター軍団の一員となった。

 爆発的なスピードを誇るハキミは一瞬で相手を置き去りにするが、スピードだけが武器ではない。チャンスメイク力に長け、高精度のクロスやスルーパスで多くの決定機を演出する。さらに、強烈なミドルシュートや果敢にゴール前に顔を出してゴールを奪うことも出来る。世界最高峰の攻撃的SBだ。

 PSGに移籍以降、ハキミの市場価値は少し下落している。加入当初は自己最高額の7000万ユーロ(約84億円)だったが、現在は6500万ユーロ(約78億円)となっている。同選手はまだ23歳。スター選手らに埋もれることなく活躍を続ければ、再び上昇するだろう。

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