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ポルトガルの「ガラスの天才」5人。栄光と苦悩…世界最高級の才能も怪我に泣いた男たち

シリーズ:ガラスの天才5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ジョアン・フェリックス

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【写真:Getty Images】


FW:ジョアン・フェリックス(ポルトガル代表/アトレティコ・マドリード)
生年月日:1999年11月10日
ポルトガル代表歴:22試合3得点1アシスト

 19年夏に1億2600万ユーロ(約151億円)の移籍金でアトレティコ・マドリードに加入したジョアン・フェリックスだが、怪我の影響もあり、サポーターの期待に応える活躍ができていない。ベンフィカでプロデビューを飾った2018/19シーズンにいきなりリーグ戦で26試合16得点10アシストを記録したフェリックス。この活躍により一躍脚光を浴びることとなった。

 先述した通り19年夏にアトレティコ・マドリードに加入したが、度重なる足首の負傷により小規模の離脱を繰り返している。現地紙『マルカ』によると、フェリックスはアトレティコ加入以降10度の負傷離脱を繰り返しているそうだ。

 この10度の負傷離脱の大半を占める足首の問題を解決するべく2021/22シーズン開幕前に手術を行うことを決断。手術は無事成功し、9月に復帰を果たした。だが、11月にふくらはぎの負傷で再び離脱。さらに、今年4月には筋肉系のトラブルにより、リーグ終盤戦を欠場している。そんな度重なる怪我で伸び悩む神童だが、今季は開幕戦で3アシストをマーク。ここまで怪我無く、リーグ戦4試合連続でスタメン出場するなど、好調を維持している。

【了】

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