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米国メディアが見たサッカー日本代表「スペイン、ドイツと張り合える」「決定力のあるFWさえいれば」

text by 編集部

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【写真:Getty Images】



日本代表がアメリカ代表に快勝

 サッカー日本代表は23日、キリンチャレンジカップ2022でアメリカ合衆国代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。米国各メディアも自国の代表チームの敗戦について伝えている。



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【日本 2-0 アメリカ合衆国 キリンチャレンジカップ2022】

 森保ジャパンは終始優勢に試合を進め、前半24分に守田英正の横パスから鎌田大地が決めて先制。その後も相手ゴールを脅かし続け、最後は88分に交代出場の三笘薫が得意のドリブル突破から2点目を加えた。

「アメリカ代表は日本に完全に圧倒された」とMLS(メジャーリーグサッカー)公式ウェブサイトは試合についてレポート。「日本はよく組織され規律が取れていた」と日本代表を評価するとともに、アメリカ代表からのマン・オブ・ザ・マッチとしてはGKマット・ターナーを選び、「ターナーがいなければもっと一方的なスコアになっていた」と被害を食い止めたGKを称えている。

 米『CBS』は「枠内シュートを1本も打てなかった」と強調。日本代表が枠内8本を含めた16本のシュートを放ったのに対し、アメリカ代表は4本を放って枠内ゼロだったという数字を伝えている。

「攻撃に創造性と決定力を欠いた」「ディフェンスは酷かった」と、攻守両面にわたってアメリカ代表の内容は散々だったと評価。その一因としてウォーミングアップ中に負傷したFWクリスティアン・プリシッチの欠場や、その他にも守備陣に負傷で欠場した主力選手が数人いたことも挙げた。

『NBC』もアメリカ代表の問題点を論じる一方で、「日本は非常に良いチーム」と称賛。ワールドカップ本大会では「超大国のスペイン、ドイツと張り合えるだろう」と健闘を予想し、「決定力のあるFWさえいればカタールでの対戦相手に大きな問題を引き起こすことができそうだ。中盤は非常にスムーズで整っており、ハイプレスで相手を大いに苦しめる」と述べている。

【了】

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