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落選の危機!?ドイツ代表、W杯メンバー当落線上の5人。ガラスの天才、実績豊富なGKも

シリーズ:当落線上の5人 text by photo by Getty Images

FW:マルコ・ロイス(ドルトムント)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年5月31日
ドイツ代表通算成績:48試合15得点17アシスト

 2011年にドイツ代表デビューを飾ったのにも関わらず、マルコ・ロイスはワールドカップ、ユーロ(欧州選手権)それぞれ1大会ずつのみの出場と国際大会とはあまり縁がない。その最大の要因は彼のキャリアからは決して切り離すことのできない「怪我」である。

 ハンジ・フリック監督は19年10月を最後に招集がなかったロイスを就任初戦のタイミングで招集。出場した3試合で2得点5アシストと見事期待に応えて見せた。しかし、今年は怪我の影響で出場ゼロとワールドカップを直前にしてドイツ代表の試合から遠ざかっている。

 今季も所属するドルトムントでは好スタートを切ったものの、7節シャルケ戦で相手DFにタックルを受けて、担架で運び出されるほどの痛みを伴う負傷を負った。この試合の数日後からドイツ代表に合流する予定だったが、代表招集を辞退している。幸いなことに長期離脱という最悪の事態は回避し、およそ4週間後に行われた10節ウニオン・ベルリン戦で復帰を果たした。果たしてロイスはここからの約1ヶ月で調子をベストの状態に戻し、国際大会の直前で怪我をするというジンクスを乗り越えてカタールの地に立つことができるのだろうか。

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