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もう見たくない…。レアル・マドリードで嫌われた5人。イタリアの悪童に現所属FWも

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でそサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からレアル・マドリードで嫌われた5人の選手を紹介する。


FW:ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC/アメリカ合衆国)


【写真:Getty Images】

生年月日:1989年7月16日
レアル・マドリード通算成績:258試合106得点67アシスト


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 クラブ史上最も嫌われた男の1人に違いないだろう。2007年夏に渡ったトッテナムでは10/11シーズンに左SBからWGへコンバート。これを機に攻撃能力が開花し、12/13シーズンには公式戦44試合26得点15アシストを記録した。同年には国内年間最優秀選手賞や国内年間最優秀若手選手賞などを受賞し、欧州内での自身の評価を大きく伸ばした。

 そして、2013年夏には当時のクラブ史上最高額の移籍金となる1億100万ユーロ(約121億円)でレアル・マドリードに完全移籍。新天地スペインでも抜群の存在感を発揮し、異例のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇にも大きく貢献したベイルだったが、15/16シーズンから度重なる負傷離脱により徐々に失速し始めることになる。

 怪我による稼働率の低さに加え、問題となったのはピッチ外での言動だった。ゴルフ愛好家として知られるベイルだが、2019年11月に行われたEURO2020(欧州選手権)予選のアゼルバイジャン代表戦終了後に「(優先順位は)ウェールズ>ゴルフ>マドリード」という旗を掲げ、レアルサポーターから大バッシングを受けた。それ以降、試合に出場する度にサポーターからブーイングを浴びせられる日々が続いた。

 その他にもジネディーヌ・ジダン監督との関係摩擦やパフォーマンスに見合わない給料の高さも問題視され、21/22シーズン限りでクラブを退団。在籍時には数々のタイトル獲得の立役者となったベイルだったが、在籍した最後の数年間で見せたパフォーマンスの低下やピッチ外での振る舞いにより、後味の悪い去り方でクラブを後にすることとなった。

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