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もう見たくない…。マンチェスター・シティで嫌われた5人。歓迎されなくて当然な選手たち

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:フェラン・トーレス(バルセロナ/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月29日
マンチェスター・シティ通算成績:43試合16得点4アシスト

 バレンシアのカンテラ(下部組織)出身のフェラン・トーレスは、17歳でトップチームに定着するなど若くして注目を集め、デビューまもなく主力に定着した。チームに欠かせない選手に成長していたが、契約満了まで残り1年に迫った20年夏にマンチェスター・シティへと引き抜かれた。

 同年夏までシティに所属し、同じバレンシア出身のダビド・シルバが長らく着用していた背番号21を背負った。選手層が厚いこともあり絶対的な主力に定着することはできなかったが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で得点を量産するなど随所に活躍。2021/22シーズンはチームにストライカーが不在だったこともあり、開幕から最前線で起用されるなどジョゼップ・グアルディオラ監督の評価は高かった。

 しかし、負傷の影響もあって徐々に出場機会を減らすと、21年末にはバルセロナへの移籍が発表された。その際にシティ加入時を大きく上回る移籍金を残したことでサポーターからも好意的な意見が寄せられたが、バルサ加入の記者会見におけるトーレスのとある発言が嫌われるきっかけとなった。

 その発言こそ、「シティに移籍したのは、将来スペインのビッグクラブに移籍するためだった」という内容のものである。シティサポーターからすると、自分たちの応援するクラブを「踏み台にされた」気分となり、多くのサポーターから反発を受けたのであった。

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