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一体なぜ…。原口元気がサッカー日本代表落選。逆風となった2つの要因とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


 カタールワールドカップに臨むサッカー日本代表メンバーが1日に発表された。前回大会でゴールを決めた原口元気は26人の枠に入らず、まさかの落選。2015年からコンスタントにプレーし続けてきた31歳のMFはなぜメンバー入りできなかったのだろうか。



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 前回大会のロシアワールドカップではアジア予選でゴールを量産し、本大会出場の立役者となった。本大会ではベルギー代表戦でゴールを決め、2019年のAFCアジアカップでも2得点を挙げて決勝進出に貢献している。

 しかし、その後は下の世代からの台頭もあり、日本代表ではベンチスタートとなる試合が多くなっていた。それでも、昨季は所属するウニオン・ベルリンの躍進を支える活躍を見せ、今年6月に行われた日本代表のテストマッチでは4試合中3試合に先発出場していた。

 この時点ではワールドカップ出場が有力と見られていたが、突如暗雲が立ち込めることになる。ウニオン・ベルリンでは先発出場が激減してしまった。リーグ戦ではベンチ外となる試合もあり、満足なアピールができない状態でこの日のメンバー発表を迎えてしまった。

 日本代表が布陣を4-2-3-1へ変更したのも、原口にとっては向かい風となった。6月に採用した4-3-3では原口が得意とするインサイドハーフがあるが、4-2-3-1では2列目のポジションを争うことになる。このポジションは久保建英や三笘薫、伊東純也ら実力者がひしめいており、原口が押し出される形となった。

【了】

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