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サッカー日本代表、W杯試合別スタメン案。3試合のフォーメーション&先発メンバーは…

第3戦:スペイン代表戦


【写真:Getty Images】



 それまでの2試合の結果によって第3戦の持つ意味は大きく変わってくる。ここでは、グループリーグ突破を賭けて勝つための11人を考える。

 ルイス・エンリケ監督率いるスペイン代表はプレッシングで日本代表の自由を奪い、日本代表の守備が整う前にゴールを狙ってくるだろう。必然的にスペイン代表がボールを持つ時間は長くなる。ミドルプレスからのカウンターが日本代表の勝機になりそうだ。

 これまでの2試合の疲労度を加味すると、GKは権田修一、最終ラインは酒井宏樹、冨安健洋、板倉滉、中山雄太の4人がベター。6月のブラジル代表戦でライン間に浮いたネイマールやパケタを潰せなかった吉田はスペイン代表戦で穴になりかねない。

 遠藤航と守田英正はアンタッチャブルで、多少無理をしてでも出続けてもらわねば困る。鎌田大地と伊東純也もスタートから起用すべきで、スペースが生まれる時間帯に三笘薫や堂安律を使いたい。左サイドは久保に任せるのがベターだ。

 1トップはスピードに長けた前田大然も一案だが、上田綺世をスタートから使った方がいいかもしれない。UEFAネーションズリーグでスイス代表の1トップ・ブレール・エンボロが起点となりスペイン代表を苦しめていたのがヒントになるだろう。エンボロとタイプは多少違うが、起点となれるのは上田しかいない。ドイツ代表に比べて最終ラインのパワー不足が否めない点も、日本代表にとっては狙う隙になるかもしれない。

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