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そんなことしている場合か? ワールドカップで起きた内紛5選。練習ボイコットに衝撃の解任劇も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

スペイン代表


【写真:Getty Images】


大会:ロシアワールドカップ
成績:ベスト16敗退

 2016年に就任したフレン・ロペテギ監督率いるスペイン代表は公式戦2年間無敗。20戦14勝6分けという成績を誇り、ロシアワールドカップ優勝も夢ではなかったはずだ。しかし、本大会直前に驚きのニュースが全世界を駆け巡った。

 それが、フレン・ロペテギ監督解任だ。同監督は2018年5月にスペイン代表監督として2020年まで契約を延長したばかりだったが、同年6月12日にレアル・マドリードが18/19シーズンから同監督が就任することを発表。スペインサッカー連盟(RFEF)へ何の連絡もなく秘密裏に交渉が行われたことで、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長の怒りを買い、翌日に電撃解任されるという衝撃の事件が起きた。

 既に現地入りし、本大会開幕は2日後。そんな状況で解任劇が起きたため後任を探す時間もなく、 スペイン代表はRFEFのスポーツディレクターとしてチームに帯同していたフェルナンド・イエロがチームを率いることになった。

 イエロの監督経験はスペイン2部のレアル・オビエドを1シーズン率いたのみ。この解任騒動は少なからず選手に影響を与え、優勝を期待されていたチームは十分に力を発揮することが出来ず、ベスト16でロシア代表にPK戦の末に敗れた。

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