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【アルゼンチン代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


リサンドロ・マルティネス(背番号25)
生年月日:1998年1月18日(24歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
2022リーグ戦成績:12試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:9試合出場/0得点0アシスト

 リサンドロ・マルティネスは身長175cmとやや小柄だが、アグレッシブな守備でボールを刈り取る。対人守備やシュートブロックは見事だが、目を見張るのは高い足元の技術と高精度のパスだ。CBとは思えない程のテクニックを持ち、左足から繰り出される正確なロングパスでチャンスを演出する。CB内の序列はおそらく3番手。負傷明けでカタールワールドカップに臨むクリスティアン・ロメロのコンディション次第では、先発に名を連ねるだろう。

ニコラス・オタメンディ(背番号19)
生年月日:1988年2月12日(34歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
2022リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:92試合出場/4得点3アシスト

 アルゼンチン代表を支え続ける闘将が自身3度目のワールドカップに挑む。ニコラス・オタメンディは今年で34歳を迎えたが、衰えを見せていない。鋭い読みを活かしたインターセプトや粘り強い対人守備は健在だ。プレー面だけでなく、精神的支柱であるこの男はチームに欠かせない存在だ。

クリスティアン・ロメロ(背番号13)
生年月日:1998年4月27日(24歳)
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
2022リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:12試合出場/1得点0アシスト

 アルゼンチン代表でニコラス・オタメンディとCBコンビを組むのが、クリスティアン・ロメロだ。相手FWとの間合いの取り方、寄せるタイミング、そして絶対に離さない粘り強い守備は絶品。対人守備で圧倒的な強さをみせるゴール前の門番だ。能力は申し分ないが、怪我癖が不安要素。負傷明けでカタールワールドカップに臨むことになるが、怪我無く本大会を戦い抜くことが出来るか。

フアン・フォイス(背番号2)
生年月日:1998年1月12日(24歳)
所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
2022リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:15試合出場/0得点0アシスト

 センターバックと右サイドバック、さらにボランチでもプレー可能なユーティリティープレーヤー。現在は右サイドバックを主戦場としているが、元々前線の選手だったこともあり足元の技術とパス能力が抜群。後方からの果敢なドリブル突破や鋭いスルーパスで攻撃にアクセントを付ける。守備能力も申し分なく、粘り強い対人守備と素早いカバーリングで相手の攻撃を封殺する。アルゼンチン代表内での序列は高くないが、出番が来た際は注目したい。

ナウエル・モリーナ(背番号26)
生年月日:1998年4月6日(24歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
2022リーグ戦成績:10試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:19試合出場/0得点2アシスト

 2021年6月にアルゼンチン代表デビューを飾ると、不動の地位を確立。凄まじい走力で90分間上下動を繰り返し、右サイドを制圧する。特筆すべきテクニックやパス能力など持っているわけではないが、全てが高水準。常にチームのために走り、粘り強い対人守備と積極果敢なオーバーラップで攻守両面に貢献するこのDFは、カタールワールドカップで強く印象を残すのではないだろうか。「ナウエル・モリーナ」。この名前を覚えておいて損はない。

ゴンサロ・モンティエル(背番号4)
生年月日:1997年1月1日(25歳)
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
2022リーグ戦成績:7試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:18試合出場/0得点0アシスト

 アルゼンチン代表でナウエル・モリーナと右サイドバックを争うのが、ゴンサロ・モンティエルだ。凄まじいスピードを持つこのDFは果敢な攻撃参加をみせる。キック精度は抜群。鋭いグラウンダークロスとファーサイドへの正確なクロスで得点を演出する。守備能力も申し分ない。モリーナとモンティエル、どちらも遜色ないが、リオネル・スカローニ監督はどちらを起用するか。

ヘルマン・ペッセージャ(背番号6)
生年月日:1991年6月27日(31歳)
所属クラブ:レアル・ベティス(スペイン)
2022リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:31試合出場/2得点0アシスト

 フィオレンティーナに所属するセリエA屈指のCB。対人守備能力が強く、粘り強いディフェンスでマークした相手FWを決して逃さない。また空中戦にめっぽう強く、セットプレーでは大きな武器となる。アルゼンチン代表ではリサンドロ・マルティネスらの控えとなるためおそらく出番は少ないが、高いキャプテンシーがあるヘルマン・ペッセージャは、チームのまとまりが必要なワールドカップで重要な存在となるだろう。

ニコラス・タグリアフィコ(背番号3)
生年月日:1992年8月31日(30歳)
所属クラブ:リヨン(フランス)
2022リーグ戦成績:13試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:42試合出場/0得点0アシスト

 ニコラス・タグリアフィコは身長172cmと小柄だが、決して相手に当たり負けしない。球際に強く、強靭なフィジカルを活かしたアグレッシブな守備がこのDFの魅力だ。スピードもあるため、DFラインの裏へのボールにも瞬時に対応できる。アルゼンチン代表でキャプテンマークを巻いたことがある同選手は、マルコス・アクーニャと左サイドバックを争うことになる。両者の実力にほとんど差はないが、今年行われた代表戦8試合中6試合にフル出場しているタグリアフィコがファーストチョイスに近い。

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