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【アルゼンチン代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


リオネル・メッシ(背番号10)
生年月日:1987年6月24日(35歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
2022リーグ戦成績:12試合出場/7得点10アシスト
代表通算成績:164試合出場/90得点51アシスト

 アルゼンチン代表歴代最多出場記録、さらに歴代最多得点記録を持つ絶対的エース、リオネル・メッシが自身5度目のワールドカップに挑む。メッシは今年で35歳を迎えたが、カタールW杯前に行われた親善試合3試合で9得点を決めるなど、まだまだ健在だ。2014年に行われたブラジルW杯ではあと一歩のところで優勝を逃したが、キャリア最後のW杯となる今大会ではアルゼンチン代表を優勝に導き、有終の美を飾ることが出来るか。

アンヘル・ディ・マリア(背番号11)
生年月日:1988年2月14日(34歳)
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
2022リーグ戦成績:4試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:123試合出場/25得点24アシスト

 ワールドカップ過去3大会でリオネル・メッシと共にアルゼンチン代表の攻撃を牽引したのが、アンヘル・ディ・マリアだ。圧巻のテクニックとスピード、さらに軽やかなステップで行われるドリブルは変幻自在。何をしてくるかわかっていても簡単には止められないだろう。また、左足から繰り出されるパスやシュートは高精度。今月頭まで負傷離脱していたが、自身4度目のワールドカップをベストコンディションで迎えられるか。

ラウタロ・マルティネス(背番号22)
生年月日:1997年8月22日(25歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
2022リーグ戦成績:12試合出場/6得点2アシスト
代表通算成績:40試合出場/21得点7アシスト

 アルゼンチン代表のエースストライカー。身体能力が高く、抜群のシュートセンスを誇るラウタロ・マルティネスはどこからでもどんな形でもゴールを奪うことが出来る。足元の技術も高く、ゲームメイクへの関与やチャンスメイクも出来る万能型FWだ。アルゼンチン代表は南米予選以降フォーメーションを4-4-2へ変更している。カタールW杯でも同様の布陣を採用することになれば、2トップでリオネル・メッシとコンビを組むのはこの男だ。

フリアン・アルバレス(背番号9)
生年月日:2000年1月31日(22歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)
2022リーグ戦成績:10試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:11試合出場/2得点0アシスト

 アルゼンチンの至宝、フリアン・アルバレスがW杯に臨むメンバー26名に名を連ねた。2021シーズンに南米年間最優秀選手に輝いたこの次世代のスターは、同年にアルゼンチン代表デビュー。セルヒオ・アグエロ2世とも呼ばれるように、スピードを活かした裏への抜け出しやパワフルなドリブルが魅力で、両足から繰り出される強力なシュートでゴールを奪う。今大会注目の若手選手の1人だ。

ホアキン・コレア
生年月日:1994年8月13日(28歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
2022リーグ戦成績:11試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:18試合出場/3得点0アシスト

 小柄なアタッカーが多いアルゼンチン代表の中では珍しい188cmを誇る長身FW。ホアキン・コレアはスピードを活かした裏への抜け出し、卓越したテクニックでペナルティーエリア内の密集した局面を1人で打開、さらに中盤まで下りてゲームメイクに関与と何でも出来る万能型ストライカーだ。おそらくチーム内ではラウタロ・マルティネスの控えという立ち位置になるが、同選手にも決して劣らない実力を持っている。

パウロ・ディバラ(背番号21)
生年月日:1993年11月15日(28歳)
所属クラブ:ローマ(イタリア)
2022リーグ戦成績:8試合出場/5得点2アシスト
代表通算成績:34試合出場/3得点6アシスト

 パウロ・ディバラは10月に左太ももを負傷。復帰まで約4~8週間を要すると見られていただけに、カタールワールドカップを欠場すると思われていたが、サプライズ選出された。ベストコンディションではないものの、アルゼンチン代表にとって大きな戦力となる。リオネル・メッシと共存し輝くことが出来れば、アルゼンチン代表は悲願の優勝に大きく近づくだろう。

ニコラス・ゴンサレス
生年月日:1998年4月6日(24歳)
所属クラブ:フィオレンティーナ(イタリア)
2022リーグ戦成績:6試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:21試合出場/3得点1アシスト

 抜群のテクニックを活かしたドリブルを得意とする左利きのアタッカー。緩急と相手の逆を突く鋭い切り返しは絶品だ。中でも最も特徴的なのは、PKの蹴り方だ。勢いを付けた細かいステップから途中でゆったりとした大股のステップに助走を変え、相手GKのタイミングをすらしてシュートを放つ。アルゼンチン代表ではリオネル・メッシがPKキッカーを担当するが、この男に機会が回ってきた際は注目だ。

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