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【写真：Getty Images】
ケガから復帰したサッカー日本代表DF板倉滉
サッカー日本代表は、FIFAワールドカップカタール2022に向けて準備を進めている。ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属する板倉滉は、9月に左ひざ内側側副靭帯の部分断裂という大怪我を負ったが、11日のリーグ戦で実践復帰。このときは数分間プレーに留まっており、ワールドカップに向けて膝の状態は気になるところだ。
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「やっぱりリハビリをやっていく中で、なかなかもう一段階良くなって欲しいところが進まないとか、そうなるとちょっと不安になったりしたこともありました。そういった意味での焦りはあったんですけど、メディカルチームと話しながらしっかりリハビリ生活が送れた」
日本代表に合流した板倉は現地時間14日、リハビリをこう振り返った。膝の怪我は初めてで、クラブだけではなく、JFA（日本サッカー協会）のサポートも受ける形でリハビリは進められた。復帰戦はわずか数分間だったが、「出させてもらったことに関しては、非常に感謝している」と振り返った。
「個人としてはもっともっと（コンディションを）上げていけると思う。ドイツ戦にフィットしている状態を作ることを考えた時、あそこ（ドルトムント戦）で出場できたのはすごくいいステップになったし、ここからカナダ戦もある。練習も含めてできるので、完全にフィットした状態でドイツ戦に臨めると思う」
一時はワールドカップ出場さえも危ぶまれたが、本人と周囲の懸命な努力により、完全復活まであと少しのところに来ている。カナダ戦で、どれだけプレーできるかに注目が集まる。
（取材：元川悦子【カタール】、構成：編集部）
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