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【フランス代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


ユスフ・フォフォナ(背番号13)
生年月日:1999年1月10日(23歳)
所属クラブ:モナコ
22/23リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト

 一昨季のモナコでチュアメニとコンビを組み、リーグを席巻する活躍を見せたのが印象的なMF。今季はそのチュアメニがチームから去ったが、プレーのクオリティに陰りは見られない。当たりの強さを活かして中盤のフィルターとなり、攻撃では推進力のあるドリブルで局面を打開する。9月の代表ウィークが初招集だったが、出場した2試合で安定したパフォーマンスを披露。中盤の怪我人続出の影響もありメンバー入りを果たした。

ジョルダン・ヴェレトゥ(背番号15)
生年月日:1993年3月1日(29歳)
所属クラブ:マルセイユ
22/23リーグ戦成績:15試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:5試合出場/0得点0アシスト

 フィオレンティーナでブレイクし、その後に移籍したローマでも活躍。だがジョゼ・モウリーニョ就任をきっかけに序列を落とし、今夏にリーグアン復帰を決断した。マルセイユでは中盤の司令塔としての役割を担い、早くもチームの核になっている。正確なキック技術を持ち、正確なサイドチェンジで局面を打開する。9月の代表ウィークでは出場無しだったが調子の良さを買われ、本大会のメンバーに選出。

アドリアン・ラビオ(背番号14)
生年月日:1995年4月3日(27歳)
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
22/23リーグ戦成績:11試合出場/3得点2アシスト
代表通算成績:29試合出場/2得点1アシスト

 パリ・サンジェルマンでブレイクし、その後に移籍したユベントスでも安定した活躍を披露する万能型のプレーヤー。攻撃では広い視野と正確なパスでポゼッションに参加し、守備時は機動力と球際の強さを活かしてボールを刈り取る。前に出ていく意識が高く、インサイドハーフが適正ポジションか。MFは代表経験の浅い選手が多いため、自身の経験をチームに伝える役割も求められそうだ。

マテオ・ゲンドゥージ(背番号6)
生年月日:1999年4月14日(23歳)
所属クラブ:マルセイユ
22/23リーグ戦成績:14試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:6試合出場/1得点1アシスト

 広い視野と天性のパスセンスを持ち、若くしてアーセナルに引き抜かれた逸材。一方で守備強度の低さや攻守の切り替えの部分に弱点を抱えていたが、昨季のマルセイユ移籍をきっかけに大幅改善。ボックス内に飛び込み、自ら得点に絡む機会も増えるなどプレーの幅を広げている。3月の代表戦では2試合で1得点1アシストを記録し、アピールに成功している。

オーレリアン・チュアメニ(背番号8)
生年月日:2000年1月27日(22歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:14試合出場/1得点0アシスト

 一昨季にモナコでブレイクを果たすと、今夏8000万ユーロ(約96億円)の移籍金でレアル・マドリードに加入。マドリーではすぐさまアンカーの定位置を掴み、カゼミーロの穴を感じさせない活躍を見せている。ボール奪取から配給まで何でもこなせる万能型で、好不調の波の少なさも魅力的だ。代表でもレギュラー候補であり、ポグバとカンテに代わる中盤の軸として期待がかかる。

エドゥアルド・カマヴィンガ(背番号25)
生年月日:2002年11月10日(20歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:4試合出場/1得点0アシスト

 スタッド・レンヌ時代には17歳にしてレギュラーを掴んだ超逸材として話題を集め、2021年夏にレアル・マドリードに引き抜かれたMF。守備では長い手足を駆使してボールを奪取し、攻撃では推進力の高さを生かしてボールを前に運ぶ。9月のデンマーク戦では先発のチャンスを得てアピールに成功。カンテ、ポグバが欠場することもあり、彼らの穴を埋める活躍に期待がかかる。

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