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【フランス代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


オリヴィエ・ジルー(背番号9)
生年月日:1986年9月30日(36歳)
所属クラブ:ミラン(イタリア)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/5得点3アシスト
代表通算成績:114試合出場/49得点13アシスト

 アーセナル、チェルシーとビッグクラブを渡り歩いた世界屈指のポストプレーヤー。昨季は二桁得点を記録し、今季もここまで4得点と衰えの様子は全く見られない。9月の代表戦ではベンゼマの欠場により出番を得ると、1得点1アシストの結果を残している。またエンバペと抜群の連係を披露するなど数字以外の部分でもアピールに成功。代表通算49得点はティエリ・アンリの51得点に次ぐ歴代2位の数字。

アントワーヌ・グリーズマン(背番号7)
生年月日:1991年3月21日(31歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/5得点4アシスト
代表通算成績:110試合出場/42得点32アシスト

 シーズン当初は保有権を持つバルセロナと所属しているアトレティコとの契約の影響で途中出場での起用が続いていたが、10月に問題が解決。以降はスタメンに復帰してハイパフォーマンスを披露している。オフザボールの動きに優れており、ライン間で味方のパスを引き出して攻撃のタクトを振るう。それでいてボックス内での決定力の高さも健在だ。代表ではトップ下の位置を任されており、攻守に欠かせない存在だ。

キリアン・エムバペ(背番号10)
生年月日:1998年12月20日(23歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
22/23リーグ戦成績:14試合出場/12得点2アシスト
代表通算成績:59試合出場/28得点21アシスト

 前回のW杯では世界を震撼させる活躍を見せ、一気に世界的スターへとのし上がったアタッカー。爆発的な加速力とトップスピードでも乱れないボールタッチ、正確無比なシュートとどの能力も世界最高クラスであり、この男を止められるDFはごく僅かと言っていいだろう。「代表ではベンゼマやジルーがポストプレーをこなしてくれるため、より自由を得られる」とコメント。

ウスマン・デンベレ(背番号11)
生年月日:1997年5月15日(25歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/4得点5アシスト
代表通算成績:28試合出場/4得点1アシスト

 特大のポテンシャルを持ちながら素行不良などの問題もあり、長い間その才能を100%発揮できずにいた。だがシャビが監督に就任すると状況が一変。精神的に成熟し、得意のドリブルから決定的な仕事を連発しており、バルセロナの攻撃陣を牽引する存在に成長した。代表では途中出場が多く、戦局を変えるジョーカーとしての役割が期待されている。

キングスレイ・コマン(背番号20)
生年月日:1996年6月13日(26歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:9試合出場/1得点4アシスト
代表通算成績:40試合出場/5得点3アシスト

 圧倒的な加速力を持ち、相手の重心の逆を突いて置き去りにするスピードスター。大外からの仕掛けを得意としているが、今季のバイエルンでは中央のエリアでプレーすることも増加。100%ではないが徐々に適応しており、プレーの幅を広げている。デンベレやエンクンクの台頭に加え、ウイングを置かないシステムが採用されていることもあり、代表での存在感はやや薄れ気味。

ランダル・コロ・ムアニ(背番号12)
生年月日:1998年12月5日(23歳)
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/5得点10アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト

 クリストファー・エンクンクの負傷により追加招集された23歳。今季より所属するフランクフルトではリーグ戦14試合で5得点10アシストをマークと圧巻の活躍を披露しており、自身の価値を高めている。身長187cmと大柄ながら足元が柔らかく、独特なリズムのドリブルでDFの間をスルスルと抜けていく姿は見ていて爽快。CFとウィングの両方で計算できる点も魅力だ。先日、フランクフルトのジャパンツアー参加のため来日したばかりだったが、嬉しい再移動となった。

カリム・ベンゼマ(背番号19)
生年月日:1987年12月19日(34歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:7試合出場/5得点1アシスト
代表通算成績:97試合出場/37得点20アシスト

 1試合1得点に近いペースで得点を取り続ける異常な決定力と、柔軟に味方を使うこともできる視野の広さを持ち合わせた世界最高のストライカー。昨年のリーガとCLで得点王に輝くと今年10月には自身初のバロンドールを受賞しており、今が正にキャリアの最盛期だ。トラブルにより長い期間代表を追放されていたが、EURO2020直前に代表復帰を果たした。 ※11月19日離脱決定

マルクス・テュラム(背番号26)
生年月日:1997年8月6日(25歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:15試合出場/10得点3アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点1アシスト

 元フランス代表でW杯優勝も経験しているリリアン・テュラムを父親に持つアタッカー。昨季は度重なる負傷に苦しんだが今季は復活し、開幕から得点を量産する。ストライドの大きなドリブルでの仕掛けと高い決定力を武器としており、スペースがある状態で止められることはほぼない。1年以上代表から遠ざかっていたが、26人目のメンバーとして選出された。

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