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【ウルグアイ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


ロドリゴ・ベンタンクール
生年月日:1997年6月25日(25歳)
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/4得点2アシスト
代表通算成績:51試合出場/1得点2アシスト

 ウルグアイに生まれた異彩、ロドリゴ・ベンタンクールは今や同代表に欠かせない存在の1人となった。ウルグアイの中盤といえば強靭なフィジカルで相手選手を潰すタフな選手が多いが、このMFはスマートで華麗。卓越したテクニックとパスセンスを有し、中盤の底で試合をコントロールする。もちろんタフさも兼ね備えており、相手の攻撃の芽を摘み取る守備力も持つ。自身初のワールドカップ出場となったロシアW杯では全試合に先発出場。2度目のW杯となる今大会では、どんな活躍をみせるか。

ジョルジアン・デ・アラスカエタ
生年月日:1994年6月1日(28歳)
所属クラブ:フラメンゴ(ブラジル)
2022リーグ戦成績:24試合出場/3得点10アシスト
代表通算成績:40試合出場/8得点6アシスト

 2014年からウルグアイ代表に選出され続ける攻撃的MF。主戦場はトップ下だがサイドハーフやウイングでもプレー可能で、華麗なテクニックとパスセンスを兼ね備えるウルグアイ随一のチャンスメイカーだ。正確無比なフリーキックも武器の1つ。ロシアワールドカップではあまり出番がなかったが、今大会では攻撃面で重要な役割を担うことになるだろう。

アグスティン・カノッビオ
生年月日:1998年10月1日(24歳)
所属クラブ:アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)
2022リーグ戦成績:25試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:3試合出場/0得点0アシスト

 2017年に行われた南米ユース選手権優勝に貢献したサイドアタッカー。相手DFに寄せられても倒れない強靭なフィジカルと優れたテクニックを持ち、力強いドリブルで相手ディフェンス網を切り裂く。2022年1月にウルグアイ代表デビューして以降、まだ出場は3試合と少ないが、初のワールドカップという大舞台のピッチに立つことができるか。

ニコラス・デ・ラ・クルス
生年月日:1997年6月1日(25歳)
所属クラブ:リーベル・プレート(アルゼンチン)
2022リーグ戦成績:21試合出場/3得点5アシスト
代表通算成績:17試合出場/2得点0アシスト

 かつてリーベル・プレートが生んだ逸材と呼ばれた攻撃的MF。23歳でウルグアイ代表デビューを飾り、そのままチームに定着した。相手を翻弄する華麗なドリブルは見事だが、特筆すべきは右足から繰り出される高精度のキックだ。特にミドルシュートは凄まじく、167cmの小柄な体格からは想像もつかない程強烈なシュートを突き刺す。

ファクンド・ペリストリ
生年月日:2001年12月20日(20歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:7試合出場/0得点3アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドに在籍する若き快速アタッカー。卓越したテクニックと圧倒的なスピードを活かした切れ味鋭いドリブルが特徴で、相手DFをいとも簡単に抜き去っていく。マンUではなかなか出場機会がないが、2021年夏にレンタルで加入したアラベスで実力を証明。今年1月にウルグアイ代表デビューを飾ると、瞬く間に主力選手となった。

ルーカス・トレイラ
生年月日:1996年2月11日(26歳)
所属クラブ:ガラタサライ(トルコ)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:40試合出場/0得点2アシスト

 目を見張るのは、凄まじいボール奪取能力だ。高い危機察知能力と素早いプレス、さらに身長166cmながら大柄な相手選手にも当たり負けしないフィジカルでボールを刈り取る。ピッチ中央を駆け回るウルグアイの闘犬だ。広い視野と高い戦術理解度も持ち合わせ、中盤の底でウルグアイ代表を支える。

マヌエル・ウガルテ
生年月日:2001年4月11日(21歳)
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:6試合出場/0得点0アシスト

 身長182cmの恵まれた体格と高い機動力を活かし、相手の攻撃の芽を摘み取る中盤の狩人。スピードも兼ね備えているため振り切られることがほとんど無く、狙った獲物は決して逃さない。またボール奪取後にみせる推進力抜群のドリブルはカウンターの起点にもなる。オスカル・タバレス前監督の下ではなかなか出番が回ってこなかったが、ディエゴ・アロンソ新監督の下で存在感を高めた期待の若手MFだ。

フェデリコ・バルベルデ
生年月日:1998年7月22日(24歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/6得点2アシスト
代表通算成績:44試合出場/4得点1アシスト

 強靭なフィジカルにスピード、さらに豊富な運動量を兼ね備える世界屈指のMF。高いボール奪取能力と推進力抜群のドリブルが持ち味で、自己犠牲をいとわずピッチを縦横無尽に走り、攻守両面で存在感を発揮する。フェデリコ・バルベルデの能力は全て高水準だが、中でも強力なミドルシュートが武器。今季はシーズン開幕から絶好調で、既にキャリアハイとなる公式戦8ゴールをマークしている。次世代のウルグアイ代表の顔となるのは、間違いなくこの男だろう。ロシアワールドカップ出場を逃したウルグアイの怪鳥が、4年越しで初の大舞台に臨む。

マティアス・ベシーノ
生年月日:1991年4月24日(31歳)
所属クラブ:ラツィオ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:62試合出場/4得点3アシスト

 身長187cmの大型MF。リーチの長い足と華麗なテクニックを活かした独特のリズムで繰り出されるドリブルが特徴的で、チャンスを演出する正確なロングパスも武器だ。また自陣まで戻って相手を潰すタフさも持ち合わせる。イタリアとウルグアイの二重の国籍を持っているマティアス・ベシーノは、フィオレンティーナ在籍時にイタリア代表からの誘いがあったという。だが、同選手は自身が育ったウルグアイ代表を選択し、2016年に代表デビューを果たした。

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