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【ウルグアイ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ロナルド・アラウホ
生年月日:1999年3月7日(23歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:12試合出場/0得点1アシスト

 ロナルド・アラウホは5月に脳震盪になり、9月には右太腿長内転筋を断裂。カタールワールドカップ出場が危ぶまれていたが、太ももの手術は無事成功し、メンバー入りを果たした。身長188cmを誇るロナルド・アラウホは身体能力が抜群。スピードと強靭なフィジカルを兼ね備え、地上戦と空中戦の両方で圧倒的な強さをみせる。本職はセンターバックだが、ウルグアイ代表では主に右サイドバックを務めている。まだ戦線復帰は出来ていないが、カタールのピッチに立つことが出来るか。

マルティン・カセレス
生年月日:1987年4月7日(35歳)
所属クラブ:ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)
2022リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:113試合出場/3得点6アシスト

 2007年からウルグアイ代表に名を連ね、ワールドカップ過去3大会に出場したベテランDF。機動力が高く、アグレッシブな守備が持ち味で、主戦場のセンターバックだけでなく両サイドバックもこなすユーティリティ性もある。今年で35歳を迎えたが、ディフェンスラインのどこでもプレー可能なこの男は、カタールワールドカップで重要な存在となるだろう。

セバスティアン・コアテス
生年月日:1990年10月7日(32歳)
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:46試合出場/1得点3アシスト

 日本代表MF守田英正の同僚。身長196cmを誇るセバスティアン・コアテスは空中戦で圧倒的な強さをみせるだけでなく、高い足元の技術も持ち合わせる。高精度のロングパスも武器の1つだ。過去2大会はどちらも1試合の出場に留まったが、今大会ではより多くの出場機会が回ってくることが予想される。

ホセ・マリア・ヒメネス
生年月日:1991年1月20日(27歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:9試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:78試合出場/8得点1アシスト

 欧州随一の堅守を誇るアトレティコ・マドリードの番人。対人守備の強さはもちろんだが、危機察知能力が高く、素早い反応で広範囲をカバーする。自陣ペナルティーエリア内でのポジショニングもよく、相手のシュートやクロスをゴール前で跳ね返すこの男はまさに鉄壁だ。2013年からウルグアイ代表でプレーし続ける闘将が、世界屈指のアタッカーの前に立ちはだかる。

ディエゴ・ゴディン
生年月日:1986年2月16日(36歳)
所属クラブ: CAベレス・サルスフィエルド(アルゼンチン)
2022リーグ戦成績:6試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:157試合出場/8得点7アシスト

 ウルグアイ代表歴代最多出場記録を持つレジェンド。今年で36歳を迎えたが、守備能力の高さはまだまだ健在だ。スピード面はさすがに衰えが見えるが、冷静に戦況を見渡して鋭い読みと的確なポジショニングでピンチを未然に防ぐ。2020年10月から行われた南米予選では、怪我で欠場した1試合を除いて全試合に出場。17年間に渡りウルグアイ代表を支え続けるこの男の経験値と実力は、チームに欠かすことが出来ない。

ホセ・ルイス・ロドリゲス
生年月日:1997年3月14日(25歳)
所属クラブ:ナシオナル
2022リーグ戦成績:14試合出場/1得点3アシスト
代表通算成績:0試合出場/0得点0アシスト

 右サイドバックを主戦場とし、スピードを活かした積極果敢なオーバーラップでチャンスを演出する。狭い局面を1人で打開する卓越したテクニックを活かしたドリブルは見事だ。これまでウルグアイ代表には選出されてこなかったが、今季ウルグアイ1部リーグで一気に評価を高め、初選出でカタールワールドカップへの切符を手にした。

マティアス・オリベラ
生年月日:1997年10月31日(25歳)
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:8試合出場/0得点0アシスト

 粘り強くアグレッシブなディフェンスが持ち味で、マークした相手をことごとく封殺する。テクニックやスピードが特出しているわけではないが、攻撃参加時にみせる迫力あるドリブルも魅力だ。2021年12月に就任したディエゴ・アロンソ新監督によってウルグアイ代表に初選出されると、代表デビュー戦となった2022年1月のパラグアイ代表戦でいきなりフル出場。そのまま左サイドバックを不動のものとし、カタールワールドカップに臨むメンバーに名を連ねた。

ギジェルモ・バレラ
生年月日:1993年3月24日(29歳)
所属クラブ:フラメンゴ(ブラジル)
2022リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:9試合出場/0得点1アシスト

 アタッカー顔負けのテクニックを持つ攻撃的サイドバック。クロスの精度が抜群で、特に相手GKとDF間を通す鋭いクロスは絶品だ。ロシアワールドカップを最後にウルグアイ代表から離れていたが、今年6月に約4年ぶりに代表復帰。6月と9月に行われた親善試合4試合で実力を証明し、2大会連続でW杯メンバー入りを果たした。

マティアス・ビーニャ
生年月日:1997年11月9日(25歳)
所属クラブ:ローマ(イタリア)
2022リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:26試合出場/0得点2アシスト

 パルメイラス在籍時にコパ・リベルタドーレス2連覇に貢献し、今夏にASローマへ移籍を果たしたレフティー。スピードやテクニックは平凡だが、豊富な運動量と高精度のキックが持ち味で、左サイドバックだけでなく左サイドハーフでもプレーすることが出来る。時折見せるミドルシュートはかなり強烈だ。

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