FIFAワールドカップカタール 最新ニュース
FIFAワールドカップカタール2022、グループE第1節スペイン代表対コスタリカ代表が現地時間23日に行われ、スペインが7-0で勝利している。7ゴールという結果以上にスペインはコスタリカに何もさせずに圧倒した。この大勝に今のスペイン代表の強さの理由が隠されている。(文:安洋一郎)
“無敵艦隊“スペインがコスタリカを粉砕
スペイン代表はコスタリカ代表に“何もさせなかった”。
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スペインは82%という驚異的なボール支配率を記録し、試合中のほとんどがコスタリカ陣内だけで行われた“ワンサイドゲーム”となった。あまりの強さにコスタリカ代表の中には戦意を失った選手もいたかもしれない。
ルイス・エンリケ監督が「私が見た中で最悪の前半だった」と語るなど、スペイン代表は9月の代表戦で前半に苦しむ傾向にあったが、この試合においてはその傾向が全く見られず、11分に幸先よく先制することに成功。結果的に前半に3ゴール、後半に4ゴールが生まれ、7-0の完勝を収めた。
差が付いたのはポゼッション率やスコア、パス本数だけではない。なんとスペイン代表はコスタリカ代表に1本もシュートを打たせなかったのだ。コーナーキックすら1本も与えておらず、コスタリカ代表はスペイン相手にチャンスを作るどころか、一度も攻撃を仕掛けることができなかった。それだけ完膚なきまでに叩きのめした。
なぜワールドカップという大舞台でスペインはこれだけの完勝を収めることができたのだろうか。