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【サッカー日本代表スタメン案】ドイツ戦からの変更は? コスタリカ戦の先発イレブンを厳選

text by 編集部 photo by Getty Images

遠藤航の相棒は守田英正ではなく…



 ダブルボランチの一角は遠藤航。ドイツ代表戦では脳震盪の影響を感じさせないハイパフォーマンスで、チームを奇跡とも言える逆転勝利へと導いた。中盤で主導権を握るために、やはりこのデュエル王は外せないだろう。

 守田英正は順調に回復しているようだが、スタートから起用できるか不透明。田中碧もドイツ代表戦の出来があまり良くなかった。

 そこで遠藤の相方に推薦したいのは柴崎岳だ。守備の強度に不安は残るものの、カナダ代表戦で魅せたようなアイデア溢れるパスは、コスタリカ代表の守備陣を攻略する上で大きな武器となるかもしれない。

 右サイドは伊東純也。ドイツ代表戦では何度か単独で深さを作り、クロスを放った。右SBに推す長友が以前ほどオーバーラップできなくなったことを考えても、大外に張り、縦に仕掛けられる伊東のような存在はピッチに必要だ。

 トップ下は鎌田大地でいいだろう。コスタリカ代表から得点を奪うためには、同選手の攻撃センスは欠かせない。ドイツ代表戦では個人としても苦しい時間帯の方が多かったが、2戦目では主役となってほしい。

 左サイドは三笘薫。コスタリカ代表のブロックに綻びを作り出すためには個の突破力も重要となる。その突破力に関して、三笘が誰よりも優れていることは改めて言うまでもないだろう。これまではジョーカー起用がメインだったが、先発でも暴れられるということを証明してほしいところだ。

 コスタリカ代表相手にはある程度ボールを持てる時間も作れるだろう。そう考えるとワントップはスピードに長ける浅野拓磨や前田大然よりも、体を張りタメを作れる上田綺世の起用がベストと言えるかもしれない。町野修斗もタイプ的には良いが、9月のアメリカ合衆国代表戦でのパフォーマンスを見る限り、世界と戦う上ではまだまだ不十分。スタメン起用にはリスクが大きい。

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