スペイン代表は「負けていたかもしれない」。最高峰の一戦で的中した名采配とは?【カタールW杯】

2022年11月28日(月)10時31分配信

シリーズ:分析コラム
text by 安洋一郎 photo Getty Images
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FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

FIFAワールドカップカタール2022、グループE第2節スペイン代表対ドイツ代表が現地時間27日に行われ、1-1のドローに終わっている。ワールドカップ決勝のカードでもおかしくないこの一戦は、1秒たりとも見逃せない激戦となった。その中で両指揮官の采配が試合内容に大きな影響を及ぼしていた。(文:安洋一郎)


一進一退の攻防が続いた世界最高峰の一戦

【写真:Getty Images】

 「引き分けは残念だが、正直に言えば負けていたかもしれない。この結果は妥当だと思う」

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スペイン代表のルイス・エンリケ監督が試合をこのように振り返った通り、強豪同士の一戦は一進一退の攻防だった。

 スペイン代表は狙い通り、自分たちでボールを握り、仮に失ったとしても持ち前の鋭いカウンタープレスでボールを奪い返すサッカーができていた。これは63%というポゼッション率にも表れているが、シュート本数を見ると、スペイン代表が7本(枠内3本)でドイツ代表が11本(枠内4本)と、後者がフィニッシュの局面においては優勢だった。

 結果的に1-1で試合終了となったこの一戦は、今大会で最も目まぐるしく流れが変わった試合だったと言っても良いだろう。両チームともにその“瞬間”の火力は凄まじく、世界トップレベルの攻防が続いた。

 では、どのようにお互いが何をきっかけにしてその“瞬間“の主導権を握ったのだろうか。

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