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アルゼンチン代表、クロアチア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション【W杯準決勝】

シリーズ:予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

RSB:ナウエル・モリーナ(背番号26)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年4月6日(24歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
代表通算成績:25試合出場/1得点3アシスト
カタールW杯成績:5試合出場/1得点1アシスト

 右サイドバックはナウエル・モリーナが務めるだろう。同選手はここまで5試合中4試合に先発出場。豊富な運動量とスピードを活かした抜群の走力で上下動を繰り返し、対人でも強さをみせて右サイドを制圧する活躍を見せている。

 グループリーグ突破を懸けたポーランド代表戦では、後半開始早々に正確なグラウンダークロスで先制点をアシスト。さらに右ウイングバックを務めた先日のオランダ代表戦では、果敢な攻撃参加から先制点を決めるなど、攻撃面でも存在感を発揮している。クロアチア代表の堅守を崩すには、この男の攻撃参加が必要不可欠だ。

CB:ニコラス・オタメンディ(背番号19)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年2月12日(34歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
代表通算成績:98試合出場/4得点3アシスト
カタールW杯成績:5試合出場/0得点1アシスト

 CBの一角はニコラス・オタメンディだ。同選手は、カタールワールドカップ全試合にフル出場。目立った活躍は無いが、安定したパフォーマンスでアルゼンチン代表を支えている。

 3バックで挑んだオランダ代表戦では中央に入り、クリスティアン・ロメロやリサンドロ・マルティネスら若手DFを統率。2失点こそしたものの、何度も相手の攻撃を跳ね返した。34歳の闘将がクロアチア代表の前に立ちはだかる。

CB:クリスティアン・ロメロ(背番号13)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年4月27日(24歳)
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
代表通算成績:17試合出場/1得点0アシスト
カタールW杯成績:5試合出場/0得点0アシスト

 ニコラス・オタメンディの相方はクリスティアン・ロメロを予想する。プレミアリーグ屈指のファイターであるこの男の対人守備は絶品。粘り強いマークでターゲットを決して離さず、相手のエースを封殺する。

 オランダ代表ではこの強みを活かしてメンフィス・デパイに簡単に前を向かせず、全く仕事をさせなかった。また隙があれば、積極的に前へ出て力強い守備でボールを奪取する。クロアチア代表戦でもエースを封じ、アルゼンチン代表を決勝へ導けるか。

LSB:ニコラス・タグリアフィコ(背番号3)


【写真:Getty Images】

生年月日:1992年8月31日(30歳)
所属クラブ:リヨン(フランス)
代表通算成績:46試合出場/0得点0アシスト
カタールW杯成績:4試合出場/0得点1アシスト

 初戦のサウジアラビア代表戦以降、左サイドバックはマルコス・アクーニャが務めていたが、累積警告によりクロアチア代表戦は欠場となる。そのため、先発はニコラス・タグリアフィコとなるだろう。

 同選手は初戦こそ先発出場したが、グループリーグ第2節からはベンチスタート続き。途中出場したオランダ代表戦では83分にマークが甘かったことでクロスを許し、失点を招いてしまった。だが、延長戦では積極果敢な攻撃参加で相手ゴールに迫るなど、攻撃面で存在感を見せた。

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