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アーセナルがトッテナムを上回った2つの要素とは? 数字より顕著だった「差」【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第20節、トッテナム対アーセナルが現地時間15日に行われ、0-2でアウェイチームが勝利している。アーセナルは実に8年ぶりのアウェイでのノースロンドンダービー勝利となったのだが、これまでホームで強さを見せてきたトッテナムとの差はどこにあったのだろうか。(文:安洋一郎)


【写真:Getty Images】

 「アーセナルはタイトルを獲得するために戦う準備ができている。今シーズンのプレミアリーグで優勝争いをするのは、アーセナルとマンチェスター・シティの2チームだけだ」

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 ホームで完敗を喫したトッテナムのアントニオ・コンテ監督は、試合後に“お手上げ”とも捉えることのできるコメントを残した。それほどトッテナムとアーセナルの両チームには“差”があったのだ。

 しかし、両チームの主なスタッツを比較すると大差はない。トッテナムの51%のボール支配率に対してアーセナルは49%、シュート本数も17本(枠内7本)に対して14本(枠内5本)と、これらのスタッツはホームチームがアウェイチームを上回っている。

 それでもアーセナルが2-0の完勝を収め、実に2015年以来となるアーセナルでのノースロンドンダービー勝利となった。

 では、これだけスタッツが拮抗した中で、両チームの間にあった差とは何だったのだろうか。

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