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無駄遣い…。パリ・サンジェルマン、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:カルロス・ソレール


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年1月2日
年俸:636万ユーロ(約7.6億円)
今季リーグ戦成績:11試合2得点2アシスト

 バレンシアのカンテラ(下部組織)で育ったカルロス・ソレールは、19歳の頃にトップチームデビュー。瞬く間にスタメンの座を確保すると、在籍約5年7ヵ月で公式戦225試合に出場し、2018/19シーズンには11年ぶりのコパ・デル・レイ(国内カップ)優勝に大きく貢献した。

 また、各世代別代表に選出されたソレールは2019年に行われたUEFA U-21欧州選手権優勝や
2020年に行われた東京オリンピック準優勝に貢献。こうした活躍により、今夏にスター選手が揃うパリ・サンジェルマン(PSG)の一員となったが、年棒636万ユーロ(約7.6億円)に見合う活躍を見せているとは言い難い。

 ソレールは中盤の選手ながら高い得点能力を持つ。推進力抜群のドリブルや機を見た飛び出しからゴールを奪い、バレンシア在籍時の2020/21、21/22シーズンは2季連続でリーグ戦11得点をマークした。しかし、最前線にキリアン・ムバッペらが揃うPSGでは自身の持ち味を発揮しきれていない。まだ定位置を確保しきれず、ここまでリーグ戦2得点に留まる活躍では及第点とは言えないだろう。

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