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【レンタル組通信簿】アーセナルから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:チャーリー・パティ-ノ(U-19イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月17日
レンタル先:ブラックプール(イングランド2部)
今季リーグ成績:22試合2得点2アシスト
移籍先での評価:B

 元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが「ジョークのような才能の持ち主だ」と太鼓判を押すのがチャーリー・パティ-ノだ。昨季のカラバオカップでトップチームデビューを果たしたイングランドの若き才能は、より経験を積むために今季はチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックプールへとレンタル移籍している。

 左利きのテクニシャンであるパティーノは、参考にした選手にサンティ・カソルラを挙げている。彼と同様にパスとドリブルでリズムを作ることを得意としており、左足の精度は抜群だ。本職はインサイドハーフだが、展開力があるためアンカーでも起用されている。

 ブラックプールは、昨季終了後に2部昇格の功労者であるニール・クリッチリー監督が退任。その結果チームは苦しいシーズンを過ごしており、現在23位と残留争いを強いられている。その中でもパティーノは孤軍奮闘しており、ミック・マッカーシー現監督の下でもレギュラーとして活躍している。この19歳の若武者はアルテタの中でも評価が高いとされており、来季から本格的にトップチームの一員となっても不思議ではない。

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