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【レンタル組通信簿】アーセナルから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ヌーノ・タヴァレス(U-21ポルトガル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年1月26日
レンタル先:マルセイユ(フランス)
今季リーグ成績:18試合5得点0アシスト
移籍先での評価:B

 昨季アーセナルに加入したヌーノ・タヴァレスだが、守備面での不安が大きい影響やオレクサンドル・ジンチェンコの獲得の影響もあって今季は名門マルセイユへとレンタル移籍。現在2位と絶好調のチームでポジションを掴んでいる。

 3バックのシステムで戦うマルセイユで、タヴァレスは左ウイングバックのレギュラーを任されており、リーグ・アンでは開幕4試合で3ゴールを記録。ウインガー並みの得点力で左サイドを活性化させた。その一方で現時点ではアシストがついていないが、それは右ウイングバックのジョナタン・クラウスがクロッサーとしてチャンスメイクしていることも影響しており、逆サイドのタヴァレスはチャンスメイクよりもフィニッシャーとしての役割が求められている。

 マルセイユは昨季のウィリアム・サリバのレンタル先であり、現在はアレクシス・サンチェスやマテオ・ゲンドゥージ、セアド・コラシナツが所属するなど、何かとアーセナルと“縁”があるチームだ。直近の起用法や序列を考えるとキーラン・ティアニーの去就が不透明になる可能性もあり、昨夏のサリバに続いて来季トップチームに復帰し、戦力となる可能性もあるだろう。

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