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【レンタル組通信簿】アーセナルから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:フォラリン・バログン(U-21イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年7月3日
レンタル先:スタッド・ランス(フランス)
今季リーグ成績:20試合14得点2アシスト
移籍先での評価:A

 今季アーセナルからレンタル移籍している選手で最も成功しているのがフォラリン・バログンだ。リーグ・アン第21節終了時点で4季連続得点王のキリアン・エムバペを上回る14得点を記録。得点ランキングでは単独トップだ。

 アーセナルU-18やU-21で試合数を上回る得点を記録した経験があるなどバログンはフィニッシュワークに優れた選手であり、両足、頭のどこからでもゴールを奪う能力を兼ね備えている。昨季後半戦のミドルズブラに続き、今季のスタッド・ランスへの移籍は自身2度目のレンタル移籍だが、シニアレベルでも十分通用することを証明している。

 特に際立った活躍を披露したのが直近の21節ロリアン戦だ。GKのミスもあって2点のビハインドを負ったスタッド・ランスだったが、44分にバログンのPKで1点を返すと、61分には勝ち越しゴールを記録。そして64分にはボランチの選手からの後方からのフィードを左足のダイレクトボレーで合わせてハットトリックを達成した。フィニッシュワークの上手さを発揮した試合となり、アーセナルの戦力となるために着々と準備を進めている。

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