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【レンタル組通信簿】アーセナルから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

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欧州主要リーグの22/23シーズンもおよそ半分を消化し、他クラブへレンタル移籍している選手がどのような活躍をしているか気になるところだ。今回は、アーセナルからレンタル移籍している選手から5人をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する(リーグ成績は2月5日現在)。


FW:ニコラ・ペペ(コートジボワール代表)

【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月29日
レンタル先:ニース(フランス)
今季リーグ成績:16試合6得点1アシスト
移籍先での評価:C


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 今季ニコラ・ペペはロス・バークリーやアーロン・ラムジー、カスパー・シュマイケル、ジョー・ブライアンら多くの元プレミアリーガーを獲得したニースへとレンタル移籍している。フランス出身のペペにとってリーグ・アンは慣れ親しんだリーグであり、アーセナル加入前年度にはリールで22得点11アシストという圧倒的な成績を残している。

 ニースはルシアン・ファヴレ監督の下で開幕を迎え、チームの調子がイマイチ上がらない中で4-4-2や3-4-3など様々なフォーメーションを試していた。そんな中でもペペは一貫してスタメン出場を続けており、本職の右WG以外にツートップの一角としても出場していた。しかし、得点量産には至っておらず、リーグ戦で決めた6ゴールのうち4ゴールがPKと、オープンプレーから2ゴールしか決めていない。アシストもわずか1だ。

 そして残念なことに1月末に膝を負傷してしまった。1月にファヴレが解任され、アシスタントから暫定監督に昇格したディディエ・ディガールの初陣で2ゴールの活躍を見せたが、この負傷により長期離脱が予想されている。現時点で怪我の詳細は明かされていないが、トロワへのレンタル移籍が内定していたビラル・ブラヒミが残留したことを踏まえると怪我の具合は重そうだ。“アーセナル史上最高額の男”はこの逆境を跳ね返すことができるのだろうか。

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