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【レンタル組通信簿】アーセナルから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:アーサー・オコンクウォ(イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年9月9日
レンタル先:シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
今季リーグ成績:23試合27失点(イングランド4部)
移籍先での評価:B

 アーセナルのトップチームでアーロン・ラムズデール、マット・ターナーに次ぐ3番手GKの立場であるアーサー・オコンクウォは今季武者修行に出ている。前半戦はリーグ2(イングランド4部)のクルー・アレクサンドラへとレンタル移籍し、正守護神として活躍した。

 いつかアーセナルの守護神になりたいと語る198cmの大型GKは、現状の環境に甘んじることなく、クルー・アレクサンドラ加入から半年後にレンタル先の変更を志願。1月により高いレベルでプレーするためにオーストリア1部のシュトゥルム・グラーツに加入した。

 オーストリア・ブンデスリーガはウィンターブレイクがあるため、まだリーグ戦は再開していないが、一足先に行われたザルツブルクとのOFBカップ準々決勝でスタメン出場。PK戦までもつれる激戦となり、オコンクウォは4人目のキッカーのPKを阻止。最後はザルツブルクの選手がPKを枠外へと外したことでシュトゥルム・グラーツが勝利し、準決勝進出の立役者となった。この調子でいけばリーグ戦でもゴールマウスを守る可能性が高いだろう。


【了】

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