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世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16位~20位。【2023年最新版】

シリーズ:世界市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユベントス/セルビア代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年1月28日
市場価値:8000万ユーロ(約96億円)
22/23シーズンリーグ成績:14試合8得点2アシスト

 17位に入ったのは、セルビアが生んだ大砲ドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。同国の名門パルチザンで15歳の頃にプロ契約を締結すると、16歳でクラブ最年少デビュー&最年少ゴールを記録。その才能に目を付けた欧州各国の主要クラブからオファーを受けたが成立せず、2018年7月にフィオレンティーナに加入した。

 加入1年目はセリエAノーゴール、2年目は6得点に終わったが、2020年11月にチェーザレ・プランデッリ監督が就任すると才能が開花。20/21シーズンはそれまでセリエA1得点に留まっていたが、同監督就任後に20得点を決め、同シーズンのセリエA最優秀若手選手に選出された。

 ヴラホヴィッチの特徴は、圧倒的な決定力と抜群のシュートセンスだ。190cmの長身を活かしたヘディングシュートはもちろん、裏への抜け出しや強烈なミドルシュートなど、どんな形からでも得点を決める。またポストプレーにも長け、最前線で体を張って攻撃の起点となる。

 前述した数字を見ての通り、ヴラホヴィッチの市場価値はセリエAで急上昇。フィオレンティーナ加入時は100万ユーロ(約1.2億円)だったが、2022年1月のユベントス移籍後も上がり続け、同年3月に自己最高額となる8500万ユーロ(約102億円)を記録している。現在は8000万ユーロ(約96億円)となっているが、再びフィオレンティーナ時代の輝きを取り戻すことが出来れば、近い将来に自己最高額を更新するだろう。

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