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ドリブル封印? 警戒を上回る三笘薫の進化とは。圧勝のブライトンで光る意外な判断【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

三笘薫 最新ニュース

プレミアリーグ第26節、ブライトン対ウェストハムが現地時間4日に行われ、4-0でホームチームが大勝した。サッカー日本代表MF三笘薫は先発出場。PK誘発に1得点と、勝利の立役者になっている。相手の対応が厳しくなっている中でも結果を残す三笘には、進化がみられた。(文:小澤祐作)


ブライトンの圧勝


【写真:Getty Images】

「ブライトンは我々よりずっと上手だった」

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 敵地での一戦を終えたウェストハムのデイビッド・モイーズ監督は、素直に相手の強さを認めた。いや、認めざるを得なかったという表現が正しいだろうか。

 ブライトンは18分にアレクシス・マック・アリスターのPKで先制すると、52分にコーナーキックから追加点。その後さらに2点を追加し、4-0でホームに乗り込んできたウェストハムを返り討ちにした。

 ブライトンのスタッツは、支配率65.8%、パス成功率91%、シュート20本、被シュート3本となっている(データサイト『Who Scored』を参照)。スコアだけでも明らかだが、まさに圧勝である。

 ここ最近、チャンスを作りながらも生かしきれず勝ち点を落としていたブライトンにとって、大量4得点を奪っての勝利は今後の自信に繋がるだろう。「4点を決めて勝利できたことは素晴らしいこと」とマック・アリスターも試合後に満足気に話していた。

 では、ブライトンはなぜここまで相手を圧倒することができたのだろうか。

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