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暗黒時代…。マンチェスター・ユナイテッド歴代最弱チーム5選。冬の時代を過ごしたメンバーとは

シリーズ:歴代最弱チーム text by 編集部 photo by Getty Images

15/16シーズン


【写真:Getty Images】


15/16シーズン成績
プレミアリーグ:5位
FAカップ:優勝
リーグカップ:4回戦
欧州カップ戦:CLグループリーグ敗退、ELベスト8
監督:ルイ・ファン・ハール

 デイビッド・モイーズ監督、ライアン・ギグス暫定監督の下で戦った13/14シーズンを終え、2014年のブラジルワールドカップでオランダ代表を率いたルイ・ファン・ハールが、大会終了後にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した。

 就任初年度は無冠に終わるものの、何とか4位でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得していた。そして迎えた2季目の2015/16シーズン、FAカップのタイトルこそ獲得したが、CLはヴォルフスブルク、PSV、CSKAモスクワとの同組でグループリーグ敗退。リーグ戦は前年を下回る5位でのフィニッシュとなった。

 なぜファン・ハール政権2年目は上手くいかなかったのか。それは監督と選手の関係悪化が大きく影響している。就任1年目からアンヘル・ディ・マリアとの対立が表立ったファン・ハールは、2年目に当時の絶対的エースだったロビン・ファン・ペルシを戦力外としたのだ。オランダ代表でも共闘していたストライカーを構想外としたことで、ユナイテッドは深刻な得点力不足に悩まされている。その結果、このシーズンはリーグ戦で49ゴールに留まり、プレミアリーグ創設以降ではワーストの得点数に留まった。そしてシーズン終了後にファン・ハールには解任が言い渡されている。

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