UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

【写真：Getty Images】

ロドリゴがチェルシー撃破に導いた

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の2ndレグ、チェルシー対レアル・マドリードが現地時間18日にスタンフォード・ブリッジで行われ、アウェイチームが2-0の勝利を収めた。この試合では、ブラジル代表FWロドリゴが2ゴールを決める活躍を見せてマドリーをベスト4進出へ導いた。中でも先制点は見事だった。

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　1stレグを2-0で先勝したマドリーは、試合開始から立て続けにチェルシーにチャンスを作られた。前半アディショナルタイムには、ゴールエリア左からフリーになっていたマルク・ククレジャにシュートを放たれるピンチを迎えたが、ティボー・クルトワがビッグセーブを見せ、何とか前半0-0で折り返した。

　すると、58分にロドリゴが魅せた。

　エデル・ミリトンが自陣でカリム・ベンゼマからパスを受けると、ダイレクトで右サイドのロドリゴへスルーパスを送る。このパスをチェルシーDFがスライディングで奪いに来たが、ロドリゴは持ち前のスピードを活かして先にボールに触り、右サイドをぶち抜いた。
　
　ロドリゴはそのまま敵陣ペナルティエリア内に侵入。ベンゼマへのクロスは合わなかったが、ファーサイドでボールを拾ったヴィニシウス・ジュニオールからロドリゴがゴール正面でパスを受けると、冷静にトラップしてゴール左に決めてみせた。

　さらに、80分にはアントニオ・リュディガー→ヴィニシウス→フェデリコ・バルベルデと繋いで敵陣ペナルティエリア内に侵入すると、最後はゴール前でフリーになっていたロドリゴがこの日2点目を決めた。

　これで試合はほぼ決着。マドリーが2戦合計4-0でチェルシーを下し、ベスト4に進出した。