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日本代表 1年前

なぜ? 06年、日本代表で輝けなかった5人の名手。ジーコに評価されなかった男たち

シリーズ:日本代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:松井大輔

松井大輔
【写真:Getty Images】


生年月日:1981年5月11日
日本代表成績:31試合1得点
ジーコジャパン成績:4試合1得点

 早くから注目を集めていた松井大輔は2000年に京都パープルサンガに加入。1年目から出場機会を得ると、2003年には後にマンチェスター・ユナイテッドで活躍するパク・チソンらと共に、クラブを史上初の天皇杯優勝へと導いた。そうした活躍もあり、同年にジーコジャパン初招集。6月に行われたコンフェデレーションズカップ2003のコロンビア代表戦でデビューを果たした。

 2004年、松井は京都からフランスのル・マンに期限付きで加入した。すると、移籍当時は2部の中位にいたクラブを最終的に1部昇格へ導く大活躍を披露。松井は「ル・マンの太陽」と呼ばれるようになった。そして、翌2005/06シーズンも松井は活躍。2006年1月には日本人初となる月間MVPを受賞。リーグ戦では3位となる8アシストをマークし、クラブを残留へと導いた。

 その当時、松井はセルティックに所属していた中村俊輔と並び、最も欧州で結果を残していた日本人選手と言っても過言ではなかった。しかし、日本代表を指揮していたジーコ監督からは、それほど評価されなかったようだ。代表デビューを飾ってから約2年間は招集なし。2005年10月シリーズで復帰を果たしたが、ドイツワールドカップメンバーからは落選することになった。

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