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大丈夫!? 欧州で大苦戦中の日本人選手5人。なかなかピッチに立てていない男たち

シリーズ:欧州で大苦戦中の日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:中島翔哉(アンタルヤスポル/トルコ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年8月23日(28歳)
22/23リーグ戦成績:12試合0得点0アシスト

 2018年9月よりスタートした“森保ジャパン“において、最初に背番号10を背負っていたのが中島翔哉だ。そんな彼は直近の数シーズンにわたって苦しんでいる。

 ポルトへの移籍が大失敗に終わり、昨季は海外クラブでは自身の原点とも言えるポルティモネンセでプレー。しかし、ここでも微妙なパフォーマンスに終わり、昨夏にフリートランスファーでトルコのアンタルヤスポルに加入した。

 若き指揮官ヌリ・シャヒンの下で新たなリスタートが図れるかと思いきや、新天地デビュー戦となったアダナ・デミルスポル戦にて、出場15秒で相手選手に後ろからタックル。当初はイエローカードの判定だったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によってOFR(オンフィールドレビュー)が行われると、レッドカードの判定へと覆り、退場が言い渡された。

 最悪のスタートなった中島はその後与えられた出場機会でも結果を残すことができていない。怪我による離脱も多く、4月以降の4試合ではすべてベンチ入りも途中出場1試合のみに留まっている。かつてサムライブルーで背番号10を背負った男の苦戦は続く。

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