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日本代表 12か月前

なぜ? 18年、日本代表で輝けなかった5人の名手。ハリルホジッチに評価されなかった男たち

シリーズ:日本代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:柴崎岳

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【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月28日
日本代表成績:60試合3得点
ハリルジャパン成績:9試合1得点

 高校卒業後に鹿島アントラーズでプロデビューした柴崎岳は、2年目の2012シーズンにJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。Jリーグで目覚ましい活躍を見せると、2014年にハビエル・アギーレ監督から声がかかり、同年9月に代表デビューを飾った。その後、後任として就任したヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下でもコンスタントに招集されていたが、2015年10月に行われたイラン代表との親善試合を最後に代表から遠ざかっている。

 招集に値する活躍は見せていたはずだ。2016シーズン中に日本代表に招集されることはなかったが、柴崎はチームを牽引してリーグ戦1stステージ優勝に貢献。2ndステージはチームが不振に陥ったが、その後のチャンピオンシップ決勝戦で浦和レッズを下し、J1リーグ優勝を達成した。そして同年12月に行われたクラブワールカップでは、決勝戦でレアル・マドリードから2得点を奪取。欧州最強と渡り合う活躍を見せていた。

 その活躍が認められ、2017年1月にスペイン2部のテネリフェに加入。同年7月にはヘタフェへ移籍し、ラ・リーガで活躍すると、8月に約2年ぶりにハリルホジッチ監督から声がかかった。しかし、翌月に左足中足骨を骨折したため、約2ヵ月の戦線離脱を強いられた。2018年3月に行われた親善試合では再び招集されたが、本大会直前にハリルホジッチ監督が解任。後任に就いた西野朗監督の下でロシアワールドカップには出場したが、ハリル政権下では柴崎の活躍を見ることがほとんどなかった。

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