フットボールチャンネル

日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング4位。怪我が多すぎる…。名門で序列を落とした日本屈指の守備職人

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー最新ニュース

 100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したアジア人選手の市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は7日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠


4位:冨安健洋(日本代表/アーセナル)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日(24歳)
市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
22/23リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト


【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】


 ウィリアム・サリバが台頭し、ベン・ホワイトの主戦場が右サイドバックになったことで、今季のアーセナルにおける冨安健洋の序列は落ちた。しかし、高い守備力に加え、左右のSBとセンターバックを兼任できる万能性をもつ日本人DFの存在がチームにとって重要であることに疑いの余地はないだろう。事実、ミケル・アルテタ監督はゲームのクローザーとして冨安を信頼して使っている。

 ただ、アルテタ監督にとって大きな悩みとなっているのが負傷離脱の多さである。現在も戦列を離れており、膝の手術に踏み切ったことで今シーズン中の復帰は絶望的とされている。DFとしてのスキルは高いだけに、コンスタントに試合に絡めていないのはかなりもったいない。サリバの台頭に加え、序列を落としてしまったもう1つの原因と言えるだろう。

 そんな冨安の市場価値は2021年の冬にキャリアハイの2500万ユーロ(約35億円)が記録。昨年9月のアップデートで2200万ユーロ(約30.8億円)に下がったものの、同11月に再び2500万ユーロ(約35億円)が記録された。ただ、今シーズン終了後にこの金額を維持できるかはわからない。試合に絡めていない現状、下がってしまうとみるのが妥当か。


【関連記事】
日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング1〜10位 全選手紹介
日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング1位
日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング2位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top