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海外サッカー 11か月前

正解は数年後? ACミラン歴代補強答え合わせ。最悪の移籍市場だったのは…?

シリーズ:歴代補強答え合わせ text by 編集部 photo by Getty Images

2015/16シーズン


【写真:Getty Images】


FW:カルロス・バッカ(←セビージャ)
移籍金:3330万ユーロ(約46.6億円)

DF:アレッシオ・ロマニョーリ(←ローマ)
移籍金:2500万ユーロ(約35億円)

MF:アンドレア・ベルトラッチ(←ローマ)
移籍金:2100万ユーロ(約29.4億円)

MF:ユライ・クツカ(←ジェノア)
移籍金:400万ユーロ(約5.6億円)

MF:ルイス・アドリアーノ(←シャフタール)
移籍金:1400万ユーロ(約19.6億円)

FW:マリオ・バロテッリ(←リバプール)
移籍金:レンタル

MF:ケビン=プリンス・ボアテング(フリー)
移籍金:なし

 ミランは2015年夏、久々に大金を投じて戦力を強化した。だが、冬の時代を抜けるには至らなかった。

 フィリッポ・インザーギからシニシャ・ミハイロビッチに監督がかわって臨んだシーズン。ミランは3330万ユーロ(約46.6億円)を投じてセビージャからカルロス・バッカを獲得するなど、インパクトの大きい夏を過ごした。

 バッカはこのシーズンのセリエAで18ゴールを挙げてチーム得点王になるなど、一定の結果を残したが、2年目はあまり活躍できず。2017年夏に完全移籍オプション付きレンタルでビジャレアルに移籍すると、その後イタリアに戻ってくることはなかった。

 ローマから獲得したアレッシオ・ロマニョーリは、かなりの成果を残したと言える。加入してすぐに定位置を獲得すると、2018/19シーズンからはチームの主将を務めた。ただ、負傷離脱やパフォーマンス低下で次第に必要性が疑問視されるようになって昨年夏に契約満了でラツィオへ移籍した。ミランの低迷期を支えた主将だが、かつての姿を取り戻しつつあるミランには居場所がなかった。

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