MF:フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月12日
今季成績:33試合2得点4アシスト
財政的な問題を抱えているバルセロナにおいて、セルヒオ・ブスケツの後釜はフレンキー・デ・ヨングになる可能性が高い。最終ラインから二列目までなんでもできるオランダ代表MFであれば、その後釜としての役割は十分にこなせるだろう。
今季のバルセロナのベスト布陣はアンカーにブスケツ、インサイドハーフにペドリとデ・ヨングの2選手、左WGにガビを配置する形だった。ブスケツが抜けた場合はデ・ヨングをアンカーに移して、ペドリとガビでインサイドハーフを組ませれば、その穴を埋めることは十分に可能なはずだ。
今季後半戦の数試合でシャビ監督はCBのエリック・ガルシアをアンカーで起用したが、対強豪クラブとのゲームでは使っておらず、来季いきなり同選手が不動のアンカーになることは考えづらい。となれば、ブスケツ同様にプレス回避能力が高く、経験も豊富なデ・ヨングのアンカー起用が最も計算しやすいオプションになるのではないだろうか。