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海外サッカー 10か月前

最高のブレイクは? 22/23シーズン、日本人選手市場価値アップ額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日(22歳)
市場価値の上昇額:1750万ユーロ(約24.5億円/233.3%UP)
市場価値の変動:750万ユーロ(約10.5億円)→2500万ユーロ(約35億円)
22/23リーグ戦成績:35試合9得点7アシスト

 幼い頃からその才能に多くの注目を浴びてきた日本の至宝、久保建英は、昨季ついにその本領を発揮してみせた。

 バルセロナのアカデミーで育ち、Jリーグでの経験を経てレアル・マドリードに引き抜かれ、ここ数年はレンタル移籍を繰り返してきた久保は、2022年の夏に完全移籍を果たしたレアル・ソシエダで、ようやく自らの居場所を確立させた。得意のドリブルやボールキープで違いを作り、ゴール前では正確なラストパスや非凡な左足のフィニッシュを見せ、リーグ戦では得点に直接関与した数がチームで最も多かった。ラ・リーガの日本人最多得点記録を更新する9得点を記録するだけでなく、マン・オブ・ザ・マッチにはリーグ最多の9度輝き、チームの10シーズンぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 マドリー移籍時の2020年7月に3000万ユーロ(約42億円)あった市場価値はここ数年で落ち込んでいたが、この1年で大きく再浮上。開幕時の750万ユーロ(約10.5億円)の3倍以上にあたる2500万ユーロ(約35億円)に達した。23/24シーズンは初挑戦となるCLの舞台でのプレーにも注目が集まる。

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