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スペイン最高額のクラブは? ラ・リーガ市場価値ランキング1~10位。バルセロナ対レアルは大差で決着?

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:バレンシア

ゴールを決めたバレンシアのスペイン代表DFガヤ

【写真:Getty Images】


総市場価値:1億6970万ユーロ(約237億円)

 9位には昨季、辛くも16位で残留を果たした名門バレンシアがランクインした。

 バレンシアはチームの平均年齢が24.6歳とラ・リーガで最も若く、多くの有望な選手が揃っている。バイエルンへの移籍が噂されるジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(2500万ユーロ/約35億円)を筆頭にMFアンドレ・アルメイダ(2000万ユーロ/約24億円)、MFユヌス・ムサ(1800万ユーロ/約25億円)、MFウーゴ・ギジャモン(1400万ユーロ/約20億円)らは今後も市場価値が高騰しそうな有望株たちだ。

 今夏にもリヨンからトルコ代表DFジェンク・オズカジャルを、レバンテからスペイン人MFペペルを獲得するなど20代前半の選手たちが加わった。そんな若手たちを差し置いて、チームトップの市場価値を叩き出したのが主将のホセ・ルイス・ガヤである。自己最高額の5000万ユーロ(約70億円)よりは下落したが、それでもチーム最高額の3000万ユーロ(約42億円)をキープしている。頼れる生え抜きの主将が若手たちを牽引することができれば、順位表はもちろん、市場価値ランキングでもさらに上位へと進出できるかもしれない。

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