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ミスを誘う三笘薫の献身。難しい状況で引き出したニューカッスルの弱点とは【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

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 プレミアリーグ第4節、ブライトン対ニューカッスルが現地時間2日に行われ、3-1でホームチームが勝利した。いつも通り先発出場した三笘薫だったが、この試合は周りの選手からのサポートが少なく、良い形でチャンスを迎えることができなかった。それでも日本代表FWはゴールに絡む仕事をしている。その方法とは?(文:安洋一郎)


【写真:Getty Images】

 ブライトンが前節の惨敗を完全に払しょくする3-1の大勝を収めた。

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 ホームチームからすればラッキーだったのが、ニューカッスルDFスヴェン・ボトマンの負傷欠場だ。彼は守備の要である上に、エディ・ハウが率いるチームにはスタメンとして計算できるCBがレギュラーの2人と普段は左SBで出場しているダン・バーンの3人しかいない。

 今節コンビを組んだボトマンとバーンは久々のCB同士でのプレーだったからかコミュニケーション不足が目に付き、2失点目の場面では両者がスペースカバーへの意識が強すぎて、ボールを持っていたエヴァン・ファーガソンにフリーの状況でシュートを打たせてしまった。

 またニューカッスルの選手たちは普段と比較すると身体が重く、最大の武器である守備強度も鳴りを潜めた。開始直後の決定機逸に守護神ニック・ポープのクリアミスとキャッチングミスなど、自分たちで流れを相手に明け渡しているようにも見えた。

 ホームチームはこの隙を逃さなかった。そして自分たちの流れを作るために、相手のミスを誘っている。

 その一役を担ったのが三笘薫だ。

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