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【写真：Getty Images】

イングランド代表MFジュード・ベリンガム、同時期のC・ロナウドを超える

　現地時間10日、英メディア『talkSPORT』はイングランド代表MFジュード・ベリンガムの活躍を受け、同選手に対し「31番を与えたほうがより正確だったかもしれない」と報じた。10試合10ゴールという驚異的な成績に対しては、同選手が所属するレアル・マドリードのOBグティも賛辞を送っている。

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　2021年4月、かつてベリンガムが所属したチームのユースコーチであるマイク・ドッズは『talkSPORT』に対し、次のように述べている。「ベリンガムはディフェンス、セントラル、攻撃的ミッドフィールドの3つのポジションすべてでプレーできるため、4番、8番、10番を足した22番を自身のナンバーとして選んでいた」

　それに加え、今の彼は「ゴールを決める」という9番の役割も果たしているため、同メディアは22に9を加えた31番を与えるのが正確だったと述べている。

　現在ラ・リーガでは8試合8ゴール2アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でも2試合に出場して2ゴールと1アシストを記録している。ボルシア・ドルトムントから移籍してきた最初の10試合で13得点に絡む活躍をしており、この数字はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが同時期に記録した成績を上回る。

　これに対し、グティはレジェンドの2人と比較しながらベリンガムを評価した。「彼は（リオネル・）メッシとクリスティアーノが座っていた席が空いているのを唯一理解できている選手だ。マドリードのファンも彼をとても愛している」

　さらに4月には、スペインメディア『マルカ』が歴史上の偉人たちを引き合いに出してベリンガムを称えている。アスリートとして集張力を高めるために舌を出す動作においてはディエゴ・マラドーナや元NBA選手のマイケル・ジョーダンと比較され、そして知性においては科学の天才アルバート・アインシュタインと並べられている。

　また、同じくレアル・マドリードのレジェンドであるホルヘ・バルダーノもベリンガムに対し賛辞を述べている。

「ベリンガムはまばゆいばかりで、一時代を築こうとしている。私が最も驚いたのは、20歳にして彼のインテリジェンスだ。彼はとてもエレガントで背も高く、歩幅も広い…まるでサッカー選手の絵葉書のようだ」

「クレイジーだよ。なんて言っていいかも分からない。言葉を失うね」