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どっちが高額? マンチェスターダービー年俸ランキング1~10位。マンUとマンCを比較

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ラファエル・ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド/元フランス代表)

マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・ヴァラン
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年4月25日(30歳)
年俸:2030万ユーロ(約28.4億円)
23/24リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 4位には今年フランス代表からの引退を決断したラファエル・ヴァランが入った。世界トップレベルのセンターバックであることに疑いの余地はないが、マンチェスター・ユナイテッドで抜群の存在感を発揮しているとは言い難い。

 2010年に母国フランスのRCランスでプロキャリアをスタートさせたヴァランは、そのわずか1年後にレアル・マドリードへ移籍。以降、長きにわたってセルヒオ・ラモスの相棒を務めあげ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を筆頭に両手では数えきれないほどのタイトルを獲得。またフランス代表としては2018年のロシアワールドカップ制覇を経験しており、まさにすべてを勝ち取って来た。

 新たな挑戦を求めてユナイテッドにやって来たのは2021年のこと。類稀な身体能力を活かした守備対応のうまさは健在で、ピッチに立った際には頼もしいプレーを見せる。しかし、負傷離脱が多いのは大きなマイナスポイント。『transfermarkt』によると、ユナイテッド加入以降に限定したヴァランの負傷による離脱期間は170日にも及んでいる。

 チーム内2番目に高い年俸2030万ユーロ(約28.4億円)を受け取っていることを考えても、現状の稼働率が周囲を納得させるものでないことは明らか。安定してプレーできる日はやってくるだろうか。

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