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上田綺世、AZ戦で66分からプレー

　　フェイエノールトは現地時間13日、エールディヴィジ第12節でAZアルクマールと対戦し、1−0で勝利した。1点リードの66分、フェイエノールトはエースFWを下げ、サッカー日本代表FW上田綺世をピッチに送った。アルネ・スロット監督は上田を出場させた理由を語った。オランダメディア『Soccernews.nl』が伝えている。

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　フェイエノールトは24分にMFクインテン・ティンバーが先制点を挙げた。上田に代わって途中交代となったFWサンティアゴ・ヒメネスは多くの試合でフル出場しており、交代させられることは少ない。『Soccernews.nl』によるとヒメネスがベンチに下がったのは7日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）第4節、ラツィオ戦以来とのこと。このときは2点リードしている状況だった。

　1点リードの場面で、ヒメネスに代わり上田を投入したことについてスロット監督は、今季13ゴールとチーム得点王のヒメネスがゴールを挙げていなかったと指摘。「ヒメネスがあまりチャンスを作っていない状況の中で、上田は最近調子が良かった。出る準備ができているなら、上田を使わない手はない」と説明した。

　さらにスロット監督は、ヒメネスが交代時に不満を示さなかったものの交代は望んでいなかっただろうと推測する。「ストライカーは後半の最後の30分でチャンスが増えると考えるものだ。しかし私はヒメネスだけでなく他の選手の起用も考えなければならない。ここ数週間はヒメネスをよく起用してきたが、今回は上田を投入することにした」

　なお、この試合でAZアルクマールのDF菅原由勢はフル出場を果たしている。

【了】