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鎌田大地は「戦術の中心に戻ることができる」。「浮き沈みが激しい」ラツィオで求められる役割とは

text by 編集部 photo by Getty Images

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ラツィオでプレーする鎌田大地
【写真:Getty Images】



鎌田大地、次戦はセリエAで先発出場か

 サッカー日本代表MF鎌田大地は、所属するラツィオで出場機会に恵まれない時期が続いている。現地時間19日、イタリアメディア『Football News 24』は25日に行われるセリエA第13節のサレルニターナ戦が、鎌田にとって重要な分岐点になると分析している。



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『Football News 24』は「今季のラツィオは浮き沈みが激しい。新しい選手をチームにしっかり組み込む必要がある。その中でも、特に注目されるのが鎌田だ」と指摘する。

 ラツィオのMFルイス・アルベルトは12日のセリエA第12節、ローマ戦でイエローカードをもらい、累積警告でサレルニターナ戦は出場停止となる。なお鎌田も16日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選のサッカーミャンマー代表戦に出場したが負傷して途中交代。日本代表からの途中離脱が発表されている。

 同メディアは「ファンの歓喜の中、フリーで加入した鎌田だが、100%チームになじんではいない」と指摘し、出場機会が与えられない理由について「自陣深くから中央のストライカーにパスを出す、L・アルベルトと役割が似ているからかもしれない」と、代わりが利く同僚の存在を挙げる。 

 サレルニターナ戦で、鎌田には「説得力のあるパフォーマンスが必要。活躍できれば、マウリツィオ・サッリ監督の戦術の中心に戻ることができる」と同メディアは強調。「鎌田は自分が球際の強さを持っていることを知っている。その力を発揮してサレルニターナを打ち負かし、チームに勝ちをもたらしてくれるはずだ」と期待する。

 鎌田の先発出場を示唆する同メディアは、サッリ監督が「今やラツィオに欠かせない存在となったMFマテオ・ゲンドゥージやMFニコロ・ロヴェッラとともに、鎌田に中盤を託すことをすでに決めているはずだ」と分析した。

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【了】

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