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モウリーニョ監督、チェルシーから選手引き抜きを狙う？

　現在ローマの監督を務めているジョゼ・モウリーニョ監督が、過去に指揮をとったチェルシーの選手を獲得しようと画策していると現地時間18日、スペインメディア『SPORT』が報じた。今季チェルシーで、出場機会に恵まれていない2選手の名を挙げている。

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　モウリーニョ監督は2004〜07年、2013〜15年にかけてチェルシーを率いた。その後マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムを率いて21年からローマを指揮する。

『SPORT』は、モウリーニョ監督が「チェルシーで過ごした過去を忘れてはいない」という。ただ、それはチェルシーの本拠地ロンドンのファンに感謝するわけでも、チェルシーで得たタイトルを誇るためでもない。「安い価格で選手を引き抜くためだ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督の捨て駒となった選手たちに、モウリーニョ監督が興味を持っているからだ」と推察する。

「チェルシーほど選手が過剰にいるクラブはない」と指摘する同メディアは、モウリーニョ監督がDF​​トレヴォ・チャロバー、DFマラング・サールをローマに連れてくる考えがあるとした。2人はともに今季プレミアリーグでの出場機会はない。

　ただし、怪我で離脱しているチャロバーは欧州内の各クラブが興味を示していると報じられており、マンチェスター・ユナイテッド、ドルトムント、バイエルン・ミュンヘンが獲得を狙っていると同メディア。一方、サールに関しては「チーム内での地位が非常に低い」。

　モウリーニョ監督が3バックを採用する中で、サールには「役割があるかもしれない」とみている。