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日本代表 4か月前

アジアカップ史上最強はいつだ!? 歴代サッカー日本代表“チーム力”ランキング1~10位。今メンバーは何位?

text by 編集部 photo by Getty Images

3位:2011年

2011年アジアカップのサッカー日本代表
【写真:Getty Images】


開催国:カタール
アジア杯成績:優勝
監督:アルベルト・ザッケローニ

 2010年にアルベルト・ザッケローニ監督を招へいした日本代表は、新体制の準備期間が短かったこともあり、長谷部誠や本田圭佑、長友佑都といった南アフリカワールドカップを戦ったメンバーを軸にカタール大会に臨んだ。また、のちの代表キャプテンである吉田麻也が初めて代表でメジャー大会を戦ったのもこのときだ。

 グループステージの相手は、ヨルダン代表、シリア代表、サウジアラビア代表と、全て中東のチームだった。当時はハンドボールでの不可解すぎるほど不公平なジャッジに端を発する「中東の笛」(当時の通称)がスポーツ界で問題視されていた。サッカーでも例に漏れることはなく、挙げだしたらキリがないほど不可解なジャッジは続いた。特に第2戦シリア代表戦では副審がオフサイドを取ったにもかかわらず、GK川島永嗣のファウルでシリア代表にPKが与えられたシーンは有名だろう。

 それでも、そういった逆風に耐えて勝ち進むと、準決勝では宿敵・韓国代表にPK戦の末に勝利した。オーストラリア代表と対戦した決勝戦では、延長戦で長友のクロスに途中出場の李忠成がボレーで合わせて先制点を奪い、1-0の勝利を収めた。

 逆境の中で結果を手にして前進を続け、最終的にはチーム一丸で優勝を手にした日本代表は、大会の中で成長したチームだった。

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