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日本代表 4か月前

サッカー日本代表ズラリ!? アジアカップ最高額ベストイレブン。大会を彩るアジアのスター選手たち【アジアカップ2023】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

SB:冨安健洋(日本代表)


【写真:Getty Images】


所属クラブ:アーセナル(イングランド)
生年月日:1998年11月5日
最新市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
23/24リーグ戦成績:13試合1得点1アシスト

 日本代表で主にセンターバックを担当する冨安健洋は、所属するアーセナルでサイドバックを務めることが多い。ただ、どちらのポジションを任せても、アジア屈指のDFであることは間違いないだろう。

 冨安は、昨年9月に行われたドイツ代表戦で衝撃的なパフォーマンスを見せた。安定感のある守備に加えて、精度の高いフィードで2つのゴールの起点になり、歴史的勝利の原動力になっている。

 ワールドクラスの選手がそろうアーセナルでは、怪我の多さもあり、常時先発とはいかないものの、左右どちらでもプレーできる器用さも手伝ってコンスタントに起用されており、ミケル・アルテタ監督の信頼の厚さがうかがえる。

 市場価値3000万ユーロ(約42億円)は、アジアカップに出場している右サイドバックの選手として群を抜いて高い数字だ。2位は同じく日本代表の菅原由勢の1500万ユーロ(約21億円)で、その次はサウジアラビア代表のサウド・アブドゥルハミドの280万ユーロ(約3億9200万円)まで離れており、冨安がいかに高い評価を受けているかが分かる。

SB:ミラド・モハマディ(イラン代表)


【写真:Getty Images】

所属クラブ:AEKアテネ(ギリシャ)
生年月日:1993年9月29日
最新市場価値:120万ユーロ(約1億6800万円)
23/24リーグ戦成績:10試合1得点0アシスト

 イラン代表のミラド・モハマディは、ヨーロッパでの経験が豊富な左サイドバックだ。市場価値120万ユーロ(約1億6800万円)は、本企画のベストイレブンで最も低いが、伊藤洋輝などを本職センターバックとして扱った場合、今大会の左サイドバックとして最高額である。

 現在30歳のモハマディは、2014年にラーフ・アーハンでプロデビューを飾り、2016年2月にイランを離れてロシアのテレク・グロズヌイへ移籍した。ロシアリーグで注目されたモハマディは、2019年に市場価値が500万ユーロ(約7億円)に達して、ベルギーのヘンクに加わり、元日本代表の久保裕也とチームメートだった時期もあった。その後、2021年からはギリシャのAEKアテネでプレーしている。

 モハマディは攻撃参加を得意とする選手で、精度の高い左足のクロスが武器だ。2018年のロシアワールドカップでは、スペイン代表と対戦した際、ハンドスプリングスローを試みて失敗に終わったこともちょっとした話題になった。

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